教育実習
教育実習の意義
教育学部における教育実習の位置付けを踏まえ、教育実習の意義を次のように捉えている。
- 大学で習得した教育に関する理論と学習指導や生活指導に関する知識・技能を実践的に応用し、更に教育を科学的に研究する能力を、具体的経験を通して集中的に発展させる課程である。
- 教職についての直接的実践的体験を通して、現場で役立つ指導上の知識や技能を習得し、教師としての資質と能力の向上、特に愛情や使命感の育成に資するものである。
- 教員志願の学生が、教員の仕事の実際に触れてみて、自らの教職への意志と適正とを改めて再確認するための機会を提供するものである。
目標
- 教員の勤務や仕事について理解し、学校教育における教員の役割について体験的、総合的に理解する。
- 教員として、児童生徒の指導に必要な、より実践的で専門的な知識と技能を習得する。
- 教育実践上の研究方法や研究態度を習得する。
実習の概要
- 実地授業(学習指導)
・主免の実習生は、2回学習指導案を作成して、実地授業を行う。
・卒業要件外(副免)の実習生は、1回学習指導案を作成して、実地授業を行う。 - 一日担任(生活指導・学級経営)
・主免の実習生は、2回以上全日の学級経営を行う。
・卒業要件外(副免)の実習生は、1回の全日の学級経営を行う。 - 研究会
・実地授業の後、授業研究の反省会を行う。
・主免実習生は研究授業を行い、授業研究会を行う。